ケガ自慢

話し始めると止まらん話題というのがいくつかありますね。

たとえば方言について。
たとえば深夜の通販番組について。
たとえばタイムボカンシリーズの思い出について。

そして、
そんな中でももっとも止まらんのが
ケガ自慢」です。

自分の体のそこかしこを指さして
その傷にまつわるエピソードを話すのです。

これが始まるともう止められません。
3人もいれば2時間はもちますよ。

わしは右目の目尻、
それも眼孔のはじっこの方に
釘が刺さったことがあります。

あれはわしが保育園にいた頃のこと。
後ろから誰かに押されたんだと思うけど、
わしはそのまま前に倒れ込み、
釘の打ち付けてあるパイプにブチ当たったのでした。

次に気がついたときには医務室で横になっていました。
周りが何やらバタバタしとるのがわかったけど
どうも視界が赤いのでした。

「これは救急車かな」
と思ったのを覚えています。

数分後、迎えに来たタクシーに乗って
わしは病院に運ばれたのでした。

こういう話は一度始めると止まりませんね。

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